恋愛話26。

アパートを飛び出してとりあえず車までの道を走ってたらやっぱり後ろからkさんが追っかけて来て捕まってしまうんです。そして「さっきのは本当にごめん、まだ付き合ってないのに調子に乗りました」と謝ってくるのです。「いや、あたしも思わせぶりな態度取って悪かったよ」とあたしも謝ると「思わせぶりなの?俺のことは別に好きじゃないのに顔赤くしたりするの?」と突っ込んでくるんです。「好きじゃないわけないじゃない。けど、ダメなんだって」「なにがダメなの?両想いならいいじゃん」「kさんにはあたしじゃダメだって」「どうして?」「あたしは性格悪いし、かわいくないし、とてもとてもkさんとは不釣り合いすぎて付き合えないよ」と言うと「俺は逆にあんたじゃないとダメだ」って言うのです。なんか固まっちゃいましたよ。「前の彼氏のこととかで心の整理が必要ならいつまでも待ってるから。それに本当は良い子だってわかってるから、そんな変な理由でふるのはやめてよ」と言われてあたしはなぜか泣いてしまいました。
「そうだよ、あたしkさんのこと好きだよ。けどね、なんでかわかんないけど正直になれないんだよ」と頑張って言ったら「正直になってくれるまで待ってるから大丈夫だよ」と言ってくれました。