恋愛話13。

そうこうしているうちに、元カレと会う日に。何だかんだ言いつつ、貸し借りしていたものを返し合うのを先延ばしにしてたんです。結局、この日までにkさんともいろいろあったので、結構罪悪感が…。胃をじわじわさせながら待ち合わせ場所に行ったのです。元カレはもう着いていて、「遅くなってごめん」とまず謝りました。「大丈夫」と言われて会話が途切れちゃいました。沈黙が重くて「なんか、返すもの結構あって」と言い出すと「俺も結構あったよ」と返してくれました。怒ってはいないみたいでした。刺されるかと思っていたくらい怖かったのでちょっとホッとしました。
でも同時に自分がこの人のことをどれだけ誤解していたのか、と思ってしまったのです。物を返してもらい、「それじゃあ」「元気でね」と短く挨拶をして車に乗り込みました。乗り込んだらなんか涙が出て来てしまったんです。元カレの車は先に出て行きました。あたしはしばらくその場に残っていて、動けなかったです。なにがどーなって悲しいのか、よくわかんないんですよね。自分でも説明できないんだけど、約1年半付き合って、それが今終わったんだ、と思ったら悲しくなったんです。その日は1日放心状態でした。kさんからのメールにも返事せずにいました。今日がお休みでよかったなーってホントに思っていました。